・歳を取ってもイキイキと暮らしたい
現代はどんどん寿命が伸びています。
今の仕事の定年は60歳ですが、いつ65歳・70歳と伸びていくかわかりません。
ただ、僕は少なくとも70歳くらいまでは、知識を使った仕事をしていきたいと考えています。
歳を取ってもバリバリ働くためには、脳の機能を維持し続けなければなりません。
では、脳の機能を維持するにはどうすればいいでしょうか?
色んな方法がありますが、今回は脳機能を高めるために僕が本格的に取り組み始めた『MIND食事法』について紹介します。
では、みていきましょう。
食事だけで頭が良くなる
MIND食事法とは、『地中海食』をベースとした食事法です。
そのため、まずは地中海食について簡単に説明します。
地中海食とは?
地中海食とはその名の通り、イタリア・スペイン・ギリシアなどの地中海周辺で古くから取り入れられている食習慣のことです。
具体的には、野菜・果物・全粒粉物・豆・オリーブオイル・ナッツなどをたくさん食べる代わりに、お菓子・牛肉・豚肉などは食べることが少ないです。
これらの食事を継続して食べていた人を調べると、記憶力・注意力・自制心などの能力が高まっていることがわかったそうです。
地中海のいいとこどり『MIND食事法』
地中海食はあくまで慣習的に食べられてきたものであって、脳機能を上げるための食事としては完璧ではありません。
科学的に頭に良い栄養素は、様々なミネラル・ビタミンD・葉酸・ビタミンB12などいろいろとありますが、それらを参考に地中海食のなかで頭に良さそうなものだけいいとこどりしたのが『MIND食事法』です。
どれくらい効果がある?
MIND食事法の効果をラッシュ大学が調べたところ、うつ病が11%改善し、アルツハイマー発症率が53%も低下したことがわかったそうです。
MIND食事法は、地中海食のいいとこどりをしたものというのは、先ほどお話ししましたよね?
つまり、地中海式でわかっているメリット、記憶力・注意力・自制心も同時にあげてくれます。
これはもう、やるっきゃないですね。
具体的にどうすればいい?
MIND食事法のルールは3つのシンプルなルールから成り立っています。
- 頭に良い食品を増やす
- 頭に悪い食品を減らす
- カロリー制限はしない
カロリー制限しなくていいっていうのがすごいですよね。
キチンとルールさえ守れば、どれだけ食べてもいいんです。
少し話がそれますが、僕は今までかなりフワッとしたMIND食事法をやっていました。
ですが、満腹以上に食べても太る気配がまったくありませんでした。
(もともと痩せ体質なせいもありますが・・・。)
というか、健全な食べものを食べまくって太る方が難しいと考えています。
頭に良い・悪い食品
それで食品の内容なんですが、それなりに食品の種類が多いです。
頭に良い食事だけ挙げますと、
全粒粉物・葉物野菜・ナッツ類・豆類・ベリー類・鳥肉・魚介類・ワインなどです。
これに加えて、推奨摂取量が細かく決まっています。
僕はこの時点で思いました。
けっこう細かいことにウルサイ僕ですらそう思うので、一般的にはもっと面倒くさがる人が多いでしょう。
とりあえずやってみる
細かいことを気にして何もできないこととよくないので、それならある程度テキトーでもいいから行動に移した方がいいと思いました。
そのうえで一番効果的な方法はなんだろう、と考えました。
冷蔵庫に貼り付けるだけ
僕なりに考えた結果、食材があるところにリストを貼れば、何かを食べようとするたびに
と気付けるようになります。
これを繰り返すと、頭に良い食事を意識するようになるはずです。
ですので、やるべきことは『MIND食事リストを冷蔵庫に貼り付ける』というのが効果的であると答えを出しました。
MIND食事リスト
『ヤバい集中力』という本を参考に、上記のリストを作成しました。
ちなみに色の配色にも工夫がしてあります。
左側のようなオレンジ色は食欲を誘う効果があります。
右側のような青緑色には逆に食欲を減退させる効果があります。
ですので、右の食品は食べたくなって、左の食品は食べたくなくなるということです。
実際に印刷して、冷蔵庫に貼ってみました。
うちの印刷機がしょぼいせいか、なぜか単純な青色っぽくなってしまいましたが、まあ良しとしましょう。
理想は、食事をするごとに点数の合計点を記録していくことですが、肩ひじ張らずに気楽にやっていった方が継続できると思います。
興味がある方はやってみてください。
また、詳細なMIND食事法について知りたい方は、さきほど紹介した『ヤバい集中力』を読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
★参考資料★