本に甘えるな

この記事は、自戒でもありますが、情報への依存心を断ち切るための内容にしました。

僕はデータ・科学・本が好きです。
なぜならば、真実がそこにあると信じていたからです。
ですが、これは間違いだった、と肌身で気付き始めています。

僕の経験にもとづき、情報に依存しすぎることは良くないよ？ということを解説していきます。

では、みていきましょう。

現実を変えたのは、すべて自分

僕はついつい本を読もうとする癖があります。
本というのはとても素晴らしいからです。

超一流の科学者が人生を賭けた本。
恋愛を効果的・効率的に行うための本。
朝から晩まで読み通してしまうような面白いストーリーの本。

これらがたった千円～数千円で手に入ってしまいます。
（なんと図書館ならタダ！）
現在は月５００～１０００円くらいで数万本の映画が見放題のストリーミングサービスがありますが、情報の濃密さで言えば、本にかなうものはありません。

とか、自信満々に思っていました。

もちろん本を読むには、お金だけではなく、まとまった時間と集中力が必要ではありますが、そうだとしてもそこから手に入れられる知識は計り知れないのです。

それは確かに事実です。

よくあるパターン

記事の毎日投稿をし始めて気付いてきたことがあります。
それは『真剣な疑問を抱かない限り、知識は上滑りする』ということです。

どういうことかというと、例えば

という若者がいたとします。

野心を持つことはとても素晴らしいことですし、誰しも一度は考えることだと思います。
彼は人生を変えるために、本を読むことにしました。

タイトル：あなたはできる【すぐ年収１０００万円を超える方法】

～１０年後～

かなり極端な例ですが、このようにほとんど変わっていない人が多い気がしています。

本気じゃない

なぜこういうことになってしまうのでしょうか？

僕は、本気になっていないことが原因だと考えています。
本気で考えているならば、

• どうすれば自由になれるのか？
• どうすれば幸せになれるのか？

という疑問を抱くようになるはずだからです。

真剣な疑問を抱くと、その答えを出すために真剣に本を読むようになります。
不必要なゴミ情報は、迷いなく捨てられるようになります。
余計な情報はお荷物になってしまい、邪魔だからです。

一番厄介なのは、頭では考えているのに言葉にすらしない人です。
誰にもバカにされない最高に安全な方法ですが、最も変われない方法です。
これは保証します。
なにせ、昔の僕がそうでしたから。

自分で考えて行動したからこそ変わった

例えば、恋愛の本を読んでも、僕の生活は何も変わりませんでした。
本気で彼女を作ろうと考えて、自分の足で街にいったことで僕の生活は変わりました。
本の知識だけでは何も変わりません。
頭でっかちになってしまうだけです。

なぜ本の知識だけでは生活は変われないのでしょうか？
本はヒントしか教えてくれないからです。
答えは自分が出すしかないからです。

以前肩こりを解決する記事をあげたことがありました。
これをググっても、事情が個人的なので解決策は出てきません。
仮にプロの整体に通っても、時間とお金がかかったでしょう。
下手したら原因がわからないかもしれません。

つまり何が言いたいかというと、人はそれぞれ違いすぎるので、本当に満足する結果が欲しかったら、最終的には本気で向き合って真剣に考えるしかないのです。

答えを自分で出す癖をつける

本を過剰に読み漁る人・すぐにググる人というのは、答えが簡単に手に入ると思っているからその行動を取ります。

確かに、答えらしきものは見つかります。

『女性にモテる方法』でググったり、本で調べたりすると色んな答えらしきものがあります。
それは、見た目を清潔にすることであったり、自信満々に振舞うことであったりすることです。
ですが、結局その中から答えを選ぶのも自分ですし、具体的に服を選んだり、髪形をセットしたり試行錯誤するのは自分です。
たくさん情報を得ようとする行為は、時間対効果が悪くなっていきます。

まとめ

本に甘える人とは、本当に答えを欲しがっていて、最初の１行目から最後まで真面目に読むようなタイプの人です。
ですが、穴が開くほど本を読んでも、本当の意味での答えは出てきません。
その真面目さを活かすためにも、自分なりの答えを出す癖をつけていってください。

僕がこういう風に言うのは、それに気付くのに大分時間がかかってしまい、少し後悔しているからです。
そういう後悔がなくなることを望んでいます。

最後まで読んでいただきありがとうございました！