・人より仕事ができないと感じる
・集中力が低い
昨日は華金だったので、夜はいつもよりまったり過ごそうと思っい、テレビで放映されていた『リメンバー・ミー』を観ていました。
この映画は一度観たことがあったので、ストーリーの展開は大体知っていました。
ですので、後半になるにつれて少し退屈してきたので、スマホを触ったり映画を観たりを繰り返していました。
そのとき、ふと気付きました。
「やっべ、マルチタスクしちゃってる・・・!?」
※この画像はイメージです
僕はマルチタスクのヤバさを少しだけ知っているので、焦り、驚きました。
今回はマルチタスクのヤバさと、対策を紹介していきます。
マルチタスクのヤバさ
マルチタスクとは、複数に同時並行で作業を行うことです。
例えば、メールチェックしながら、部下の話を聴く、みたいな感じのことです。
このようなマルチタスクをすることによって、次のような負の効果が発生します。
- 作業効率:40%下がる
- 作業時間:50%伸びる
- 作業ミス:50%増える
これは実験の結果わかったことですので、僕が肌感覚で言っていることではありません。
さらにヤバいのは、極端なマルチタスクを続けると
- IQが15下がる
とも言われています。
マルチタスクで一番やりがちなのは、スマホやパソコンなどを使いながらのマルチタスクです。
これはマルチタスクによる弊害ではないですが、デジタルデバイス依存の傾向がある人は
- 実時間:1時間 → 体感時間:50分
というように、時間が短く感じてしまいます。
だからこそ、僕は『リメンバー・ミー』を観ながらスマホをイジくり回しているときに
「やっべ、マルチタスクしちゃってる・・・!?」
※この画像はイメージです(2回目)
と、感じたのです。
マルチタスクを減らすには
マルチタスクのヤバさを少しはわかっていただけたと思います。
ヤバさを理解するだけでは何にも変わらないので、マルチタスクを減らすための対策を考えてみました。
一度観た映画・ドラマなどは2度と観ない
冒頭で僕が映画を観ながらスマホを触るという状況は、一般的にも多いのではないかと考えています。
スマホをついつい触ってしまうのは、一度観た映画・ドラマがつまらないと感じやすいからです。
ですので、できるだけ一度観た映画・ドラマは観ないように心がけましょう。
そのかわり、動画配信サービスなどで観たことはないけれど、評価が高いものを観るようにすればもっと豊かな時間を過ごせると思います。
ジブリは何度観てもいい
これは個人的な意見を含みますが、ジブリは数年周期なら何度観てもいいと考えています。
というのも、ストーリーが売りの映画・ドラマはストーリー展開を知っていたら面白くなくなるからです。
極端な話をすれば、推理小説が原作の映画を2度見ると、犯人を知っているのでそんなに楽しめません。
(答えを知った状態で巧妙な伏線を楽しむという方法もあるにはありますが。)
僕がジブリを何度観ても面白いと考えているのは、ジブリの売りはストーリーではなく、世界観だからです。
独特で不思議な世界観は、一度では味わい尽くせません。
だから何度観ても楽しめるのです。
メールチェックするを1日3回にする
ついついスマホを触ってしまう癖をなくすためには、私的なメールチェックの回数を3回に決めることです。
なぜ3回がいいのかというと、『3』という数字は覚えやすいからです。
人がパッと覚えられる数は『3~5個』と言われています。
また、1日に3回もメールやLINEなどで返信する時間があれば「あいつ返信遅くて、なんか印象悪いなー」なんてことも、起こりにくいと考えているからです。
タイミングをいつにするか
メールチェックのタイミングは、昼食後・仕事が終わった後・夕食後がいいと考えています。
午前中は最も生産性が高まる時間帯ですので、仕事の準備や仕事に時間を当てるべきです。
日中は言うまでもなく、仕事中は仕事を優先しましょう。
寝る直前は、スマホを触ってしまうと刺激が強くて眠りにくくなる効果があるので、やめてといた方がいいです。
そうなると、私的なメールチェックのタイミングは昼食後・仕事後・夕食後が最も良いと考えられます。
「それ普通じゃね?」と思う人もいるかもしれませんが、メールチェックの時間を決めることが何よりも大事なのです。
時間を決めておくことで、「誰かからメール来てるかな~、メールチェックしようかな~」といった迷いがなくなり仕事に集中できるので、タイミングを決めておくというのが、重要なポイントなのです。
仕事中はスマホを視界に入れない
超簡単なのに、意外にやってない人が多いのが、『スマホを視界に入れない』という対策です。
新着メールが来てるかどうかをチェックするかどうか迷うこと自体が時間のムダですし、1度集中力が切れると元の状態に戻すために25分間かかると言われています。
ですので、スマホを視界に入れないようにするだけで、仕事が一段階効率的にできるようになります。
スマホの通知を切って、引き出しに入れておくだけなので超簡単です。
マルチタスクは分野が違うならOK
マルチタスクは基本的に害しかないですが、一定の条件下なら逆に作業性を高めてくれることもあります。
それは使う脳の分野がまったく異なる場合です。
例えば、
- ステッパーを踏みながら本を読む
- 料理をしながら音楽を聴く
みたいなパターンです。
ウォーキングマシンで歩きながら文章を読むと、記憶力と注意力が35%上がったという実験もあるようです。
ただ作業性が上がる組み合わせのマルチタスクは限られると感じていますので、「イマイチ進まないし、集中できていないな」と感じるならやめた方が無難です。
まとめ
・マルチタスクをし続けると頭が悪くなって、人生が短くなる
・つまらないものを人生から締め出そう
・スマホを触るタイミングを決めよう
いきなりメールチェックのタイミングを固定するというのは、難しいと思うので、少しずつ取り入れていってください。
マルチタスクをやめるということは、一時期ブームになった『ていねいな暮らし』にしていくことに近いと思います。
マルチタスクからシングルタスクに切り替えていくことで、豊かな人生を過ごせるようになっていくはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
★参考資料★