・肩こりの原因を見つけたい
以前の記事で運動不足にならないように、家に運動器具を置いている話をしました。
その中に『スタンディングデスク』があります。
スタンディングデスクのメリットは、生産性が1.46倍上がると言われていたり、腰痛がなくなったり、肩こりがなくなったりすると言われています。
ですが、最近スタンディングデスクを使っていて、なぜか肩がかなり凝っていて困っています。
ちなみに僕が使っているスタンディングデスクは、こんな感じです。
せっかく高いお金を払って買ったのに、ひどい肩こりのせいで生産性が上がるどころか、逆に下がるなんてゴメンです。
この問題を徹底的に調べると、意外なところに肩こりの原因があることがわかりました。
では、みていきましょう。
肩こりの原因探し
まずは日常の行動を振り返ってみました。
僕はここ3ヶ月弱は、家にこもって勉強とブログ更新ばかりしています。
とりあえず、一番疑わしい『姿勢』に焦点を当てることにしました。
首に負担がかかっている?
肩こりで真っ先に『首への負担』を疑いました。
頭の重さはボウリングの球(11~13ポンド)くらいあると言われています。
つまり、だいたい4~6kgくらいあります。
首周辺にかかる負担は、真っすぐに立っていれば5~6kgのままですが、首を15度傾けると12kgぐらいになると言われています。
パソコンを打つときの姿勢
ブログを書くときは、イスに座ってキーボードを叩いています。
会社員時代は、多いときで1日10時間くらいパソコンに向かっていましたが、肩こりしにくいポジションを熟知しているので、特に問題はないだろうと推測しました。
読書とノートを取るときの姿勢
読書をするときは、スタンディングデスクに本を置いて、ノートを取りながら本を読んでいます。
このメモを取る姿勢が良くないのかな?と、最初に推測しました。
実物の写真をみると、30度くらいは首が傾いているようにみえます。
これは首に負担がかかってもおかしくないですね。
ですが、日常の行動を振り返ると、ノートを取る時間は1回に平均20秒くらいですし、1日分に換算しても計10分くらいにしかなりません。
ですので、ノートを取ることに原因がある可能性は低そうです。
肩こりの場所を触って確認する
ここまでのところ、どこに原因があるのかよくわかりません。
ここは一旦、原因そのものがどこで起きているか確認しようと思って、具体的に肩のどこら辺が凝っているのかを確認することにしました。
触ってみると、妙なことに気付きました。
左後ろの肩上部が特にコリがひどいのです。
右側は触ってもあまりコリは感じられません。
これをヒントに、もう一度日常の行動を振り返っていくと、原因がわかってきました。
本を手に持つことが原因
僕は読書をするときノートを取ると言いましたが、右手でノートを取って、左手で本を持っています。
本の重さ自体は大したことないので、何気なく左手で持って読んでいました。
実は『左手だけで本を読むこと』が原因だったことがわかったのです。
実物の写真を見るとよくわかります。
本を読むにはそれなりに距離を取る必要があるため、体幹から遠くなります。
そのため、モーメントが大きくなって負担が大きくなってしまうということです。
イスに座って読むのであれば、ひじ掛けを支点にできるのでモーメントを小さくすることができます。
ちなみに1日に本を持っている時間は大体2時間くらいです。
3ヶ月近く続けてきたことにより、背中・肩に疲れが蓄積されていったと考えられます。
本はどれくらい重い?
僕は情報処理のしやすさ・ストレス解消の観点から、基本的に紙の本を読んでいます。
ところで、紙の本はどれくらいの重さがあるのでしょうか?
実際に測ってみた
薄い文庫本(約200ページ)の重さは、101gでした。
これは、かなり軽い部類に入ります。
一般的な新書(約200ページ)の重さは、148gでした。
電車などで読むには、これくらいのサイズがちょうどいいくらいでしょう。
B6サイズのハードカバー単行本(約380ページ)の重さは、434gでした。
僕はこのタイプの本を一番よく読みます。
(そりゃ肩こりますね…。)
A5サイズかつ、かなり分厚い本(約630ページ)の重さは、700gでした。
これはさすがに、手に持って読み続けるのが難しい重さになってきます。
紙の本は意外に重いですので、客観的にみると長時間立って読み続けるのは少しきつそうですね。
ただ、立ちながら本を読む人だけに起きる原因ではない、と僕は考えています。
スマホの重さは、150~200gくらいあるものが多いからです。
電車などでずっと見続けていると、僕と同じようになぞの肩こりに苦しめられることになるので気を付けてくださいね。
まとめ
1.肩こりの場所を触ってみる
2.日常の行動をよく振り返ってみる
肩こりにならないようにするためには、同じ体勢取り続けないことがいいと考えられます。
僕のような場合は、立って読書したり、イスに座ったりを繰り返すのが良いと思いますが、できるだけ運動しながら読書したいので、今後検討・改善していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
★参考資料★