淡々or話しやすいカウンセラー、どっちがいい?【甘えたい気持ちの取り扱い方】

・カウンセラー選びに迷っている
・甘えたくて困っている
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どっちのカウンセラーがいい?

悩み内容

志水真奈美さん(仮名) (20代女性)

私の家は家庭環境が複雑だったことで、甘えたい欲求が強くなってしまいました。
この甘えをなんとかしたいです。

そのためにオンラインカウンセリングを受けているのですが、以前は10人くらい平行してやってました。
でも、お金がかかるので、今は2人まで絞ってます。

そこで意見を聞きたいです。

カウンセラーAは、淡々とした雰囲気で、今は甘えられる気がしません。
カウンセラーBは、打ち解けやすくて甘えられる気がするのですが、依存しそうで怖いです。

どちらがいいと思いますか?

解決案

結論から言いますと、僕はカウンセラーBの方が良いと思います。
理由は、相談者さんが話しやすいと、問題の核を見つけやすくなるからです。

話しやすいということは、より多くの情報をカウンセラーが得ることができます。
カウンセラーは相談者さんを癒す方法を知っている可能性があるので、それらの情報を元にどうすれば効果的に癒すことができるのかを考えられます。
逆に話しにくいと、情報が得られないのでどうしようもありません。
オーダーメイドで服を作ってもらおうとしても、お客さんの採寸ができないと服が作れないようなものです。
ですので、話しやすさは重要な要素だと考えています。

ただ、採寸したあと、服を仕立てる腕がないと良い服ができないように、カウンセラーの腕も大事ですけどね。
(どちらの方がカウンセラーとしての腕が良いかは、僕にはわかりません。)

「依存するのが怖い」問題

カウンセラーBに対しては、「依存しそうで怖い」との話もありましたが、それもテーマに含めてカウンセリングをしていくのがいいと思います。

甘えたい欲求が強くなってしまったのは、親から十分に愛されたことがないからだと思います。
お腹が空いている時に食べ物を求めるように、愛情が不足している時に愛情を求めるのはごく当たり前のことです。

一時的に相談者さんがカウンセラーBに愛情を求めようとしてしまうかもしれませんが、あくまで一時的なものだと思います。
カウンセラーとクライエント(依頼人)という関係性ですからね。
相談者さんはそれを自覚しています。

幼い頃の経験から「愛されたいのに愛されない➡求めるのが怖い➡愛されないなら求めない方が傷つかない➡ホントは愛されたいのにツラい」という流れになっているのだと思います。(あくまで推測です。)
そういったことが心の中で起こっていたら、怖いのは仕方ないことだと思います。

なので、まずは怖さや愛されたい気持ちを認めていけると、カウンセリングもスムーズに進んでいくのではないかと感じています。

以上、参考になれば幸いです。

本内容は、悩み相談の内容を切り抜いて編集したものです。
記事で書いてある内容は、万人に適用できるわけではありません。ご留意お願います。
本記事に登場する相談者には、記事化・動画化などの2次流用についての了承を頂いた上で作成しています。
相談者のプロフィールは、相談者の心理的安全性に配慮して一部加工・変更を行っています。
また、内容をわかりやすくするために簡略化や一部変更を行っています。

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