この記事は
- 悩みを話すことをためらっている
- 悩みを話すことの客観的な効果を知りたい
と思っている方に、役立つ内容にしました。
こんにちは、ゆうきです。
人に悩みを話すことって、少し勇気がいりますよね。
でも、悩みを話すことで気持ちがスッキリするとわかっていれば、話してみようという気持ちになりやすいと思います。
そこで今回は「悩みを話すことって、本当に効果があるのか?」というテーマで書いていきます。
悩みを話すことの効果
人に悩みを話すことで、不安は確実に解消します。
これは断言できます。
(ただし、相談相手に条件がありますでの、あとで書きます。)
カウンセリング・心理療法の効果
まず、専門家に話を聴いてもらったときの効果です。
信頼性の高い研究を分析した数百の結果を、更にまとめて分析した結果、『カウンセリング・心理療法の効果は大きい』を判断されています。
(少し専門的な話ですが、数百のメタ分析を更にメタ分析した結果、効果量:d=約0.75~0.85でした。)
この分析結果を簡単に言うと、専門のカウンセラーに悩みを聴いてもらうと精神疾患が治りやすい、ということです。
途方もない研究の数を分析した結果出された答えですので、効果が大きいことには間違いないです。
【参考】内科・外科の効果は?
内科・外科による処置の平均的な効果は『効果が中程度ある』くらいです。
(効果量:d=0.5くらい)
これはすべての処置をひっくるめての平均を出しているみたいなので、もちろんそれぞれの対処によって効果の出方はかわります。
例えば、病院に行って風邪薬出してもらって飲んでいるけど、なかなか治らないな…というケースもあれば、とある外科手術をすることで全快するというケースもある、ということです。
内科・外科の対処による効果を比較してみても、専門のカウンセラーに話を聞いてもらうことの効果が大きいことがよくわかります。
『こんな悩み、話してもいいの?』という問題
ですが、実際的な問題として「こんなささいな悩み、専門家にきいてもらっていいのかな」と思う人が多数派でしょう。
病院やクリニックに行って、悩みを聴いてもらうというのは、敷居が高いものです。
身の回りにいる人の方が
話しやすいですね
とはいえ、話を聴くのがヘタな人に話してしまうと、気持ちがスッキリしにくいです。
むしろ問題がまったく解決しない、問題が悪化することもあります。
(専門家ですら、問題が悪化することが1割くらいあります。)
では、一体どういう人に話を聴いてもらえばいいのでしょう?
○○な人に話を聞いてもらうとスッキリする
カウンセリングの研究の中で、特定の態度・方法で話を聞いてくれる人がカウンセリング依頼者の評価が高いことがわかっています。
それは、こんな人です。
- 話ができる場所と時間がある
- しっかりと話を聞き、気遣いと理解してくれる
- 励ましや自信を与えてくれる
- 客観的な視点やアドバイスをくれる
一言にまとめてしまえば、誠実な人ですね。
『話ができる場所・時間』の評価が高いのが少し意外でしたが、よく考えれば納得の理由ですね。
集中して話をするには、ちゃんと時間をとって静かな場所が必要ですから。
僕は自分の悩みを話したいとき、妻に話しています。
確かに妻は誠実に話を聴いてくれるので、話すとスッキリします。
僕の場合、誠実に話を聴いてくれる人が近くにいますが、話を聴くためのスキルをちゃんと身につけている人は意外に少ないです。
もし誠実な人が身の回りにいるのなら、時間と場所を用意して悩みを聴いてもらうと、スッキリしたり、問題が解決する可能性が高まりますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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