・睡眠の質を上げたい
僕は睡眠への量と質にかなりこだわっています。
そのため、睡眠状態をモニタリングするために『ouraring』という指輪を購入して使ったりもしています。
「ちゃんと測れてるの?」と思う人もいるでしょうが、スタンフォード大学が確認してくれており、睡眠ポリグラフという医療設備と比較しても睡眠時間の精度は96%と、非常に高いです。
その甲斐あってか、どういう時に眠りの質・量が高くなって、どういう時に悪くなるのかというのが感覚的にわかってきました。
わかってきたのにもかかわらず、とあることが原因でいつまでたっても、最高の睡眠を得ることができていませんでした。
その原因と対策をこの記事で書いていきます。
では、みていきましょう。
ヒツジの皮を被ったオオカミ
僕がいつまでたっても解決することができない原因は、寝る前のスマホいじりです。
スマホは悪魔の装置です。
これほど便利で面白いものが、手の中に収まる大きさになっていることが既にヤバいのですが、本当にヤバいのはスマホの中身です。
YouTube、Amazon、Netflix、Twitter、Instagramなどなど・・・。
世界の名だたる企業がスマホの中身を形作っています。
有能な数万人、数十万人の人々が、いかにスマホを長く触らせるかということを必死に考えて、そのノウハウをスマホに詰め込んでいます。
ですので、睡眠の質を上げるために一念発起して、
なんて考えていても、1週間後には
という状態になるのは目に見えてます。
意志力に頼る方法は、成功率が50%と言われています。
7日間連続で意志の力に頼るということは、
0.50*0.50*0.50*0.50*0.50*0.50*0.50*100=約0.78%
しか成功する可能性しかないのです。
ですので『スマホを触らないように頑張る』というのは、ほぼ無意味です。
結論:寝室に充電器を置くな
頑張らないで寝る前のスマホいじりをやめるには、どうすればいいでしょうか?
答えは『触れなくなるような仕組みにすること』です。
これに関してはいろいろ考えてきました。
例えば、タイマー式金庫を買ってスマホを入れておくとか、目に入らないような場所に置いておくという原始的な方法も考えましたが、効果が薄そうなのでやめました。
中途半端に物に頼ったり、フワッとした考えで行動を起こしても改善しないのならば、原点に立ち返る必要があります。
ですので、寝る前の行動をじっくり振り返ってみました。
そして、ハッと気づいたのです。
寝る前には必ずスマホを充電をする、ということに。
この行動がきっかけとなって、なんとなくスマホを触り始めてしまい、楽しくなってきてきた結果、睡眠時間が削られ、更に睡眠の質まで落ちてしまうのです。
ですので、取るべき行動はたった1つです。
充電器を寝室に置かない
ただこれだけ行えばいいと、僕は考えています。
寝る前にスマホは触ってもいいですが、これだけは鉄の掟として守るようにすればいいです。
翌日に困るからこそ効果がある
寝る前に充電をしておかないと、翌日のスマホの電池が切れるかもしれません。
だから必ず寝る前に充電するという癖がついているのです。
寝る前にスマホは触ってもいいというのは、最初はスマホを触る癖が抜けないでしょうし、人間は急な変化を心理的に嫌がるものです。
ですが、充電しておかないと次の日が困ってしまうので、ゆくゆくは寝室以外に置いてある充電器にスマホを差して置いておくしかなくなるのです。
この方法を行う際は、くれぐれも『充電器は寝室以外に置く』という鉄則は守ってください。
まとめ
・スマホいじりのトリガーとなる、充電器を寝室以外に置く
この方法は、具体的で誰でも行えることです。
睡眠の量と質を上げることで、ストレスに強くなり、頭もよくなり、健康になり、肌荒れも少なくなります。
たったこれだけを行うだけで人生を豊かにできるので、ぜひやってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!