知人にこんな話を聞きました。
この記事では、こんな悩みを解決するにはどうすればいいか、僕なりの考えを書いていきます。
ただ、知人から詳しい事情は聞いていませんのでので、仕事に行きたくないという気持ちに対する対処方法を、一般論として書いていきます。
言い方を変えれば、誰にでも使える、ということです。
では、みていきましょう。
憂鬱な気持ちの原因をみつける
まず大前提として、問題は同時に解決することは難しいです。
どういうことかというと、憂鬱な気持ちの原因は往々にして様々な問題が絡み合っています。
世の中には小説やドラマのように、筋道だったストーリーがあるわけでもないです。
AさんとBさんがいるとしたら、憂鬱な気持ちの中身は千差万別だということです。
なおかつ、Aさん個人の問題に焦点を当ててみても、憂鬱な気持ちの原因は、複雑な事情の中に発生しています。
気持ちを具体的にする
複雑な問題をほどくために、まず『気持ちの表現』をしてみることをオススメします。
例を挙げるために、僕が会社員時代の月曜の憂鬱な気持ちを思い出してみます。
あまり会社に行きたくないという気持ちを持つことはなかったですが、たまにそういう気持ちになることはありました。
それがどういう時かというと、
問題①:前日よく眠れなかったから、もっと寝たい
問題②:「今週は忙しいから毎日遅くまで残業することになるなあ…」と思ったとき
このような時に、会社に行きたくなくなりました。
この問題に対処するためには、別々の対策が必要になります。
問題①への対策:夜しっかり眠れるようになるように工夫をする必要あり。
問題②への対策:内省が浅いため、対策が打てない。
忙しいという気持ちの『解像度』がまだまだ荒いのでその気持ちと折り合いをつけるために、忙しい気持ちをもっと深堀りしていく必要があります。
気持ちを分解して、対策する
僕自身の『忙しいのがイヤだ』という感情は、どこから来るのかじっくり考えてみると、
・家でゆっくりする時間がもっと欲しい
・観たいアニメがあるのに見る時間がない
みたいな個人的事情が多かった気がします。
時間の総量を増やすことはできませんが、『平日に観るアニメを厳選しておいて、週末にまとめて視聴する』などと決めておけば、平日は割り切って仕事をして週末に思い切り楽しむ、という質の高い休日の過ごし方にできます。
ちなみに休日も計画を立てておいて、計画通りに過ごすと満足感を得られて、幸福感が増します。
気持ちと向き合うのはツラいけど・・・
会社に行きたくないのに、会社に行かなければならないというのは本当にイヤな気分になると思います。
僕も長年サラリーマンをやっていたので、よくわかります。
イヤな気持ちをしっかり省みて、それに対して1つだけ対策を打つ。
そして、その効果が薄いな、と感じられるのであれば、また別の対策探してみる。
あるいはイヤな気持ちや、原因の『解像度』が低いので、もっと深堀りしてみる。
けっこう地味な内省の繰り返しになると思います。
ですが、基本的にジワジワと起きているような問題に対して、魔法のような対策はないと考えています。
自分の気持ちに向き合うというのは、かなり難しいですし、不快な作業です。
ですので、まずは日記に起こしてみたり、誰かに話したりすると見えてくるものもあります。
ぜひ、やりやすい表現方法で試してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!