・主に人と関わる仕事をしている
・モテたい
なぜなら人との関わりがない人生はあなたを孤独にし、孤独はあなたの心を蝕むからです。
人とのつながりを維持するには、コミュニケーションが必要です。
そして良好なコミュニケーションをするためには、『人の話をしっかり聴く』というスキルが必要です。
つまり、モテます。
相手の話を聴けない2つの原因
相手の話をしっかりと聴けるようになるためには、なぜ聴くことが難しいのかを理解する必要があります。
その原因は2つあります。
1つ目は真剣に聴くことは怖いということ、
2つ目は自分は正しいという考え、です。
話を聴くことは『実は怖い』
1つ目の真剣に聴くことは怖い、というのはどういうことでしょうか?
それは、100%相手の気持ちを理解してしまうからです。
例えば、死にたいと思うほど悩んでいる人の話を聴くとします。
(僕もしにたい・・・)
つまり、話し手の女性の『しにたい』という気持ちが聴き手の中に入り込んでしまいます。
こうなると、2人とも死にたくなってしまいます。
怖いから自分の意見が入る
相手とまったく同じ気持ちになることの危険性を、少しだけわかってもらえたでしょうか?
先ほど紹介したような人は、世の中にほとんどいません。
(人の気持ちを完璧に理解するのって、不可能に近いですからね。)
次は死にたい気持ちに対して、よくある反応の例を見てもらいます。
当たり前ですが、死んでほしくないと思っているからです。
ですが聴き手の言葉を聴いて「よし!しぬのやめた!」となるでしょうか?
(こんなに苦しいのに・・・)
(この人は私のことわかってくれない・・・)
話を聴いてほしいというのは、言ったことに対して反応が返ってくることが嬉しいわけではなく、本音は気持ちを理解してもらいたいのです。
話し手は相手が死んでしまうことへの恐怖に耐えられず、自分の意見を差し挟むことで壁を作ってしまっているのです。
自分は正しいという考え
あなたは正解が好きでしょうか?
自分が選んだ仕事、自分が選んだ夫や妻、自分が選んだ住まいなど、間違っているわけがないと思う人も多いと思います。
実はその気持ちの根本には、『間違っていてほしくない』という願いがあります。
僕だってそう思います。
僕も正解が大好きで、自分が選んできた道は間違いないと思っています。
自分が選んできたことがすべて間違いだと突き付けられたら、絶対受け入れられません。
自分の選択肢は正しい。
だから他の人にも当てはまるな!
僕は親切だから教えてあげよう!
自分の正解≠他人の正解
他人にも、その人の中にそれぞれ正しさがあります。
その人も同じように
自分の選択肢は正しい。
だから他の人にも当てはまるな!
自分の正解=他人の正解という思い込みが、意見の食い違いを生み、人間関係で摩擦を起こしてしまうのです。
結局モテる為にはどう聴けばいい?
長々と書いてきましたが、すべきことはシンプルです。
・自分の正解は他人の正解ではない
だから自分の正解を相手に押し付けず、ひとつの選択肢として示す
この辺はモテたいと思って、ググったことがある人なら聞いたことがあるワードだと思いますので、今回はあえて触れていません。
大阪経済大学の調査によりますと、好感の持てる人の特徴No.1は『一緒にいて楽』でした。
『一緒にいて楽』とは、人間関係で摩擦が起きにくく、スムーズだと言い換えられます。
自分の考えを押し付けず、しっかりコミュニケーションを取ることができれば、摩擦が起きにくくなるでしょう。
ですので、長期的にモテたいと考えているならば、ぜひ相手の話をしっかり聴くための考え方を取り入れてみると良いと思います。