『もう、どうにでもなれ』と思ったときに

・がんばって続けていたことが、どうでもよくなってしまった

・投げ出してしまいたい気持ちになっている

 

あなたは続けていたことを投げ出してしまった経験はありますか?

僕は、結構あります。
例えば

吹き出し用ゆうき
今日は2時間勉強しよう!

と思っていたのに、なんとなくアニメを見始めたら夕方になっていて

吹き出し用ゆうき
もういいや
今日はやーめた!

という経験が何度も…。

そして実際に今も「どうにでもなってしまえ」という気持ちになりかけています。
というのも、ブログ更新100日達成するまでは毎日投稿しようと決めていました。
ですが、ひょんなことでブログがバグってしまって、丸一日以上更新をすることができませんでした。
ブログの毎日更新は83日という、微妙な数値で止まってしまいました。

こんなとき、失敗から早く効果的に立ち直る方法を紹介します。
では、みていきましょう。

 

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『どうにでもなれ』から立ち直る方法

『どうにでもなれ』から立ち直る方法

僕の場合は自業自得とはいえ、にっちもさっちもいかなくなってブログ更新が止まってしまいました。
このようなとき、

はめを外す → 落ち込む → さらにはめを外す

というパターンに陥りやすくなります。

こういう人間の心の働きを『どうにでもなれ効果』と言います。
(マジでこういう名前です。)

これはダイエットだとよくありがちな現象です。
一生懸命ダイエットをやっていたのに、友達とのランチでピザをひと切れ食べてしまったことをきっかけに、ドカ食いを始めてしまうアレです。

この現象を食い止めるには、どうすればいいのでしょうか?

 

①なぐさめの言葉を自分にかける

ルイジアナ大学のクレア・アダムスさんと、デューク大学のマーク・リアリーさんという心理学者の研究で、失敗したときに優しい言葉をかけられると、やる気・自制心・責任感が向上することがわかりました。

その研究では、ダイエット中の人を集めて、まず高カロリーのお菓子を半強制的に食べてもらいました。
お菓子を食べさせた後に、2つのグループにわけて効果を確認しました。

1つ目のグループは、

  • 「自分に厳しくしないようにね」
  • 「自分を甘やかすことだってありますよ」
  • 「罪悪感を覚えてしまう人もいるんですよ」

みたいな声かけを行ないました。

2つ目のグループは、何も声かけはありません。

その後に、お菓子の試食と評価を行ってもらいました。
試食なのでたくさん食べる必要はありませんが、2つのグループでお菓子の食べる量に明らかな差がでました。
優しい言葉をかけられたグループは、平均28g食べましたが、何も声をかけられなかったグループは平均70gもお菓子を食べていたことがわかりました。

 

あなたの友達なら、どう声をかける?

1番良い方法は周りの友達に、自分の過ちを慰めてもらうことですが、いつもできるわけではありません。
そんなときにオススメの方法があります。

それは優しい友達が、自分に「どんな言葉をかけるか?」想像することです。

失敗した自分に対しては、ついつい厳しくなってしまいがちです。

悔しい自分に厳しい人
今日ポテトチップスを1袋食べたから
明日は1日食事抜きだ!

と、張り切ってしまう人も多いでしょう。

自分を罰したり自分に厳しくすると、一時的に高揚感や満足を得ることができます。
それに対し、自分を変えていく行動は地味な行動が多いものです。
その現実に気付けないので、失敗を繰り返してしまいます。

少しダイエットしては太って、また少しダイエットをしては太ってという人を見たことありますか?
そういうタイプの人は、食べることと痩せることによって出るドーパミンなどの刺激に操られている可能性もあります。

こんな残念なことにならないように、失敗してしまった自分に、友達ならどんな言葉をかけるかということを想像しましょう。
そうすることで、自分の失敗を客観的かつ冷静に見ることができるようになり、『どうにでもなれ効果』を弱めることができます。

 

②長期目標を思い出す

次に効果的な方法は、『長期目標を思い出す』です。

僕の場合であれば、100日連続でブログを更新することが最終的なゴールではありません。
長期的な目標は『人に役に立つカウンセリング・心理学の知識』を覚えることです。
そのためにアウトプットを増やせば記憶の定着率が高まります。
ですので、100日のうちの1日だけブログを更新することが途切れたところで大きな問題にはなりません。
それよりもやる気をなくして、ずっと更新しなくなることの方が大きな損失になってしまいます。

ダイエットの場合であれば、『痩せてスッキリした体を手に入れる』という目的の人が多いと思われます。
ですので、ピザを1枚食べたところで大した問題にはなりません。

このように長期目標を思い出すと、失敗の小ささを客観的に見れるので『どうにでもなれ効果』を弱められます。

 

③自分がやってきたことを思い出す

最後の方法は、『自分のやってきたことを思い出す』です。

・ブログの更新が止まってしまった
・ダイエット中なのにピザを食べてしまった。

どちらも何かに挑戦したことで失敗しました。
ですが失敗に注目するのではなく、挑戦してきたことに注目すれば、やる気が高まります。

僕の場合であれば、83日間毎日ブログを更新してきたという実績があります。
1つの記事を書くには5時間くらい時間がかかります。
ですので、全部で415時間もブログの更新に費やしてきたのです。

また、ダイエットの場合であれば毎日食事に気を使い、運動もしている人も多いと思います。
そのおかげで3kg痩せたとすると、それは立派な実績です。

やってきたことを思い出すと、今放り出したら全部ムダになってしまうことに気付けます
そして、やってきたことが誇らしく思えて、やる気を取り戻せます。

 

ここまで3つの『どうにでもなれ効果』を弱める方法を紹介してきました。

挑戦には失敗が必ず伴います。
失敗することは悪いことではありません。
失敗からどう立ち直るかが一番大事です。
長期間続けてきたことが途切れてしまい、自暴自棄になりそうになったときに、ぜひこの方法を試してみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

★参考資料★

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