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「よし!新しいことを始めよう!」と思ったけど、「結局なにもできなかった…」なんて経験は、あなたにはありますか?
この記事では『どうすれば挑戦できるようになるか?』というテーマで書いていきます。
結論は、できるレベルまで小さくする、そして環境と感情の力で継続する、ということです。
その理由を僕の体験談を交えながら話していきます。
挑戦できる人になるには?【雪かき・歯磨き・好き】
挑戦の意味をあらためて調べてみました。
あなたは困難にぶつかっても大丈夫な人ですか?
心が折れちゃう…
こんなタイプの人はどうすればいいでしょうか?
できるレベルまで小さくする(雪かき)
冒頭の結論で言ったように「できるレベルまで小さくする」ことが大事です。
わかりやすくするために雪かきを例にします。
例えば、家の屋根にたくさん積もった雪の重さって10トンになることもあるんですよ。
重すぎなので、家が壊れる前に雪を下ろさないといけません。
すべての雪を降ろすのは困難に思えますが、1キロずつ雪を降ろせば1万回繰り返すことで達成できます。
この1キロ分の雪かきのような地道な作業こそが、挑戦の本質だと考えています。
ですので「1キロ分の雪かきこそが本当の挑戦なんだ」と思えれば、挑戦に対する心理的ハードルが下がって、「自分にもできそうだ」と思えるのでやる気が出やすいです。
環境の力で続ける(歯磨き)
繰り返しになりますが、屋根の雪を下ろすには、雪かきを1万回やる必要があります。
それだけの回数をこなすには、根性だけではキツイです。
根性に頼るよりもやらざるを得ない環境を作りだす方が効果的です。
次は継続には環境が大事だなと感じた実体験を話していきます。
恥ずかしい話なんですが、僕は数年前まで毎日歯磨きができませんでした。
ですので、ときどき虫歯ができて治療に行っては痛い思いをしてました。
治療が終わった後に
毎日歯磨きしよう!
って決意するんですけど、いつの間にか忘れてできなくなっていました(笑)。
そんな僕が今では必ず朝晩2回歯磨きをして、デンタルフロスと舌ブラシまで使うようになりました。
なぜここまで出来るようになったかと言いますと、妻と暮らし始めたからです。
あるときに妻から
と言われたことがありました。
そう言われたのは正直ショックでした。
でも、そのかわり
臭わないようにしないとな
と感じて、ちゃんと歯磨きを始めました。
虫歯の治療で痛い思いをするのは一時的なものですが、口が臭わないようにするには毎日気を付ける必要があります。
そういう環境になったことで、自然に歯磨きができるようになりました。
挑戦も同じことで、やらざるを得ない環境に置かれると、必ず継続できるようになります。
好きだから続けられる(好き)
最後に、好きという感情も挑戦し続けるのに大事という話をします。
昔の話ですが、僕は小説家になりたいと思ってました。
小説を読むのが好きで、強い憧れがありました。
「シークレット・ウィンドウ」っていうアメリカの映画を見たのも、小説家になりたいと思った要因の1つです。
映画の主人公はベストセラー作家で、豪華な家で過ごしています。
しかも演じているのは全盛期40歳のジョニー・デップ。
そんなのカッコイイに決まってますよね?
で、その姿をみて
って思いました。
そんな憧れを持って小説を書き始めましたが、途中で挫折しました。
実際に短編小説を数本書いてみたのですが、書くのが大変だし、出来がイマイチでやる気がなくなってしまったんです。
僕はキレイにパッケージ化された小説家の姿だけを見て「いいなあ」と思っていましたが、その裏側にある「毎日文章を考え抜く」という地道な行動が見えていませんでした。
そして地道な行動を支えるのは、好きという感情です。
好きなことだから続けられる、続けられるから成果が出る、成果が出るからますます好きになる。
この好循環を作るには、まずは好きって感情が大事だな、と身を持って感じました。
まとめ
どうすれば挑戦できるようになるか?というテーマでお話してきました。
簡単にまとめますと、
- できるレベルまで小さくする
➡10トンの雪を下ろすには、1kg分の雪かきを繰り返す必要がある - やらざるを得ない環境にする
➡毎日目的の行動を意識できる環境にすれば、継続できるようになれる - 地道な行動が好きという感情を大事にする
➡夢や憧れを持つよりも「地味な作業が好き」という感覚を大事にできれば継続できるので、大きな成果を手に入れられる可能性が高まる
僕のささやかな体験談からの話でしたが、あなたの参考になったらうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!