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こんにちは、ゆうきです。
今回は「普通」じゃなくてもいいですよ、という小話をしていきます。
「普通」じゃなくてもいいですよ
この話をしようと思ったのも、特に日本は「普通」という言葉に随分苦しめられている気がするなあ、と感じたからです。
人にもよりますが、こんな風に日常生活では「普通」って言葉をけっこう使う機会があると思います。
その一方で
みたいに「普通」という言葉に敏感になったり、嫌気が差したりする人もいるかもしれません。
「普通でない」は、生死に関わる
なぜ「普通」に振り回されてしまうかというと、「普通」であることは生死に関わる本能とつながっているからです。
10匹のカモ
わかりやすく説明するために、湖の岸辺でエサを食べるカモが10匹いるところを想像してください。
あなたがそのカモの群れに少し近づくと、1匹のカモが湖の中央に飛んで逃げていきました。
更に近づくと8匹のカモが逃げていきました。
最後の1匹のカモは、あなたが手で触れるくらい近づいても逃げませんでした。
近づくのが動物だったら
もし近づいたのが、素早くて獰猛な肉食動物だったら、最後のカモは食べられてしまうかもしれません。
逆に大人しい動物だけが、湖の周りにたくさんいたら最初のカモだけがエサにずっとありつけず、ムダに餓死してしまうかもしれません。
生き残りやすい「普通」のカモ
つまり1番生き残りやすいのは、中間の8匹のカモです。
この8匹のカモが、人間でいう「普通」です。
このように普通の行動を取ると、生物としての生存確率が上がります。
なぜならば先ほど紹介したように、ほどほどにエサにありつけるし、ほどほどに獰猛な動物から逃げられるからです。
本能は消えない
人間も動物も、本能はそんなに変わりません。
危険にさらされることがほとんど現代ではなくなっても、「生き残りたい」という本能は消えずに残っています。
ですので、「普通ではないこと ≒ 生き残りにくい」ということになりやすいので、敏感になってしまうのでしょう。
「普通ではない」は、有利にもなる
でも、普通でないことは悪いことじゃないです。
現代は普通ではないことが、ネットの力で個性になったり、強みになりやすくなりました。
例えば、発達障害を持つ人は全人口の中では少数派です。
でも、その中で活躍している人も多いです。
海外ではスティーブ・ジョブズやトム・クルーズ、日本人で言えば米津玄師さんなどの有名人は発達障害の傾向があるなどと言われています。
ですが、彼らは間違いなく偉業を成し遂げた、あるいは成し遂げている最中の人たちです。
善悪なんてない
結局何が言いたいのかといいますと、発達障害に限った話ではなく、自分が少数派の人間だろうが多数派だろうが、善悪で判断できないことなので悲しむ必要はありませんよ、ということです。
善悪で判断はできないですが、少数派ならばそれは個性だと断言できます。
そして今の時代、個性は注目に値する価値があります。
自信を持ってくださいね!
そして「普通」ではないことにも価値を感じてくれる人を、周りにたくさん集めていけば、「普通」ではない部分を持つ自分にも自信を持てるようになるはずですよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました!