自分を大事にしてくれる人から離れてしまう悩み【「愛されるのが怖い」の心理とは】

・人間関係で悩みがある
・いい人間関係が築けない
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自分を大事にしてくれる人とは離れてしまう悩み

悩み内容

吉沢香奈さん(仮名) (20代女性)

私のことを大事にしてくれない人ばかりと付き合ってしまうのが悩みです。
例えば、今の友達は自分のことしか興味がない人ばかりですし、過去の彼氏は私のことを雑に扱ってきました。

以前、私を大事にしてくれる人もいましたが、自分から離れてしまいます。
でも、ホントは今みたいな人間関係をやめて、私を大事にしてくれる人と一緒にいたいです。

どうすればいいですか?

相談者さんの補足情報として、母親がいわゆる毒親です。

毒親(どくおや、英: toxic parents)は、毒になる親の略で、毒と比喩されるような悪影響を子供に及ぼす親、子どもが厄介と感じるような親を指す俗的概念である。

毒親 – Wikipedia」より引用

小さな頃から否定的な発言ばかりされたり、些細な失敗でひどく叱られたりしてきました。
その結果、自己肯定感がとても低いと感じているそうです。

離れる瞬間、何を思う?

この悩みのポイントは、相手から離れていくのではなく、自分から離れるところです。
自らの意思で離れるということは、何か理由や考えがあって決めているはずです。
そこを聞いてみました。

吹き出し用ゆうき
離れようと思うとき
どんな感情になりますか?
吹き出し用吉沢さん(仮名)
怖いです
ちゃんと愛されるのが怖いんです
吹き出し用ゆうき
どんな考えが
頭をよぎりますか?
吹き出し用吉沢さん(仮名)
自分からコミュニケーションを取ったら
迷惑じゃないか?とか
自分と関わったらいけない気がします
だから離れようと思うんです
吹き出し用吉沢さん(仮名)
逆に
自分を大事にしてくれない人からは
「嫌われてもいいや」
と思うから大丈夫なんです

不幸なパターンを選んでしまうワケ

つまり、自分を大事にしてくれる人に嫌われるのが怖くて、そうなるくらいなら自分から離れることを選ぶ、ということです。

毒親の影響で自己肯定感が下がってしまい、「こんな自分と付き合っても、周りはいつか離れていくだろう」といった考えが根付いている可能性があります。
逆に自分を大事にしてくれない人との関係では、そういう考えが出てきません。
だから自分からは離れず、周りには大事にしてくれない人ばかりになってしまうのでしょう。

また、毒親との長年の関係で、自分を大事にしてくれない人間関係パターンに慣れてしまい、抜け出すのが難しくなっています。
だから、新しいパターン(自分を大事にしてくれる人との交流)を避けている、ということも考えられます。

解決案

相談者さんの心境を踏まえ、1つの解決案を提案します。

無意識の行動パターンを意識化することです。

意味不明だと思うので解説します。

無意識を意識化するとは

相談者さんのこれまでは、「なぜか自分の周りには自分を大事にしてくれない人ばかり」という状況でした。
その理由は、大事にしてくれる人に嫌われるのが怖くて、無意識に離れていたからです。

今回でその悪いパターンがはっきりしました。
つまり、意識できました。

ただ、せっかく意識できたことでも、日常の忙しさに流されると忘れてしまうものです。
そこで、今回意識できた内容をピン留めしておき、繰り返し意識し直せるようにすると、逆に新しいパターンが無意識に刷り込まれていきます。

具体的にどうするか

  1. 無意識にやってきた行動と理由
  2. 意識したい行動
  3. 意識すると、どうなっていくか

この3点をカードや紙に書き出し、見えるところに貼るか持っておくと良いです。
今回の悩みを例に書くと、こんな感じです。

嫌われるのが怖いから、私を大事にしてくれる人達から離れてきた。
これからは私を大事にしてくれる人と積極的に連絡を取る。会う。
すると、人間関係が豊かになって、私は幸せになっていく。
(上記はあくまで一例です。
自分の言葉で書いた方が親しみが出てきて、見返す頻度が増えるはずです。自分で考えて書いてみてください。)
どう行動すべきかがよく目に入るようになると、自然に無意識に刷り込まれていきます。

古いパターンを選びそうになったら

長年慣れ親しんだパターンから抜け出そうとしても、うまくいかないこともあると思います。
そんな時は、自分はあえてその行動を取るんだ、と考えるといいです。
そうすると、結果的に古いパターンを選んだとしても、無意識の意識化ができているので大丈夫です。

少しわかりにくいと思うので例を挙げると、

  1. ダイエット中に我慢できなくてアイスを食べてしまう
  2. これまでダイエットを頑張ったから1回アイスを食べてまた頑張る

①だと、失敗への罪悪感で自暴自棄になってダイエットをやめてしまう可能性が高まります。
②だと、自分の欲望をちゃんと意識出来てコントロールできているので、ダイエットを続けることができます。
この2つは似ているように見えますが、長期的にみると結果に大きな違いが出ます。

古いパターンを選びそうになったら、あえてその行動を取る、ということを思い出してみてください。

~今回のまとめ~

自分を不幸にしている無意識の考えを
カードに書き出して意識できるようにする
自分を大事にしてくれる人から離れようと思ったら
カードを見返して、いつもの不幸な行動パターンを踏み止まる

今回のようなパターンが身に覚えのある方は、下記の本がとても参考になります。
恋愛関係の本ですが、なぜか自分が苦しい人間関係を選んでしまい困っている人にも役立つ本です。

以上、参考になれば幸いです。

本内容は、悩み相談の内容を切り抜いて編集したものです。
記事で書いてある内容は、万人に適用できるわけではありません。ご留意お願います。
本記事に登場する相談者には、記事化・動画化などの2次流用についての了承を頂いた上で作成しています。
相談者のプロフィールは、相談者の心理的安全性に配慮して一部加工・変更を行っています。
また、内容をわかりやすくするために簡略化や一部変更を行っています。

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