僕が会社を辞めた理由

・このブログの管理人が会社を辞めた理由が気になる

僕は2020年3月1日付けで、会社を辞めました。

辞めた理由は、ポジティブな理由とネガティブな理由があります。
会社の不利益になる内容も含む可能性がありますので、すべてを話すことはできませんが、可能な範囲で書いていきます。

会社に対してやり場のないモヤモヤがある、自分に合った仕事を見つけるためにはどうすればよいか?と考えている方にはあくまで「個人体験談の範囲」を超えることはありませんが、多少なりとも役には立つと考えています。

 

では、みていきましょう。

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ポジティブな理由

ポジティブな理由

少し心理学の話をします。
心理学は「人間の基本的な欲求とは何か?」について考える学問でもあります。様々な意見がありますが支持者が特に多いものの1つに「自己決定理論」というものがあります。

この理論では人間は3つの基本的欲求からなると説明されています。

  1. 関係性・・・他人とお互いに尊重し合えるような親密な関係を築く
  2. 有能感・・・自分の得意なことで他人に影響を与える。人生で目標を成し遂げる
  3. 自律性・・・自ら行動を選ぶこと。自由であること

 

僕はこれを知って

ゆうき
確かに会社の先輩・後輩とは外に出れば、基本的に疎遠だ
それなのに他人に指示されて、自分の得意でもないことをやり続けるのってイヤだよね~

と感じました。

 

もちろん会社の中で親密な関係を持っている人もいますし、自ら考えて指示を出す人もいますし(基本的に管理職ですが)、自分の得意分野を発揮してイキイキ働いている人もたくさんいます。
ただ僕には今の仕事は当てはまらない部分がかなり多いなと感じました。
(これ自体はネガティブな理由に含まれますね。)

人が幸せに暮らしていくためには、人生の大半を占める仕事が「辛いな」「イヤだな」と感じて過ごすのは人生の損失が大きいと、僕は考えました。

10年以上会社に勤めているくらいなので「今の仕事がめっちゃイヤや!最悪だ!」とは思ってはいませんでしたが、僕は貪欲というかワガママなので「もっといい人生にしたいな~」と思いました。

で、仮に今の仕事を辞めたとしたらこれから僕はどうしたい?と考えました。

「うれしいって、うれしい」

先ほどの『自己決定理論』にのっとって自分の得意なことを考えました。
パッと思いつくことは

  1. 1人で引きこもって仕事をしてもストレスがほとんどたまらない
  2. 『もっと知りたい』という好奇心が強い
  3. コツコツ努力できる

という3つです。

「得意なことはわかったけれど、僕はこれがしたい!っていう情熱が今一つ足りないんだよなあ」とずっと考えていました。

そんなことを考えながら会社で仕事をしていた中、たまたま『小学生の考えた空想の車を実際に作る』というプロジェクトに参加しました。

プロジェクトのメンバーは普段の仕事をするメンバーに比べれば非常に人数が少なく、1人1人の役割が重いです。
とはいっても実際に人が乗る車を作るわけでないので安全評価・品質評価も厳密ではないです。
作ったものを実際にアイディアをくれた子供にも渡すので、どちらかといえば見た目が重要な仕事です。

数ヶ月をかけて空想の車をチームメンバーと一緒に作りました。
苦労しましたが、かなり良い出来になったと感じていました。
そして、実際に子供に渡す日が来ました。
母親と一緒にその子がやってきて、自分が考えた空想の車が実際に形になっているのを見た瞬間を僕は今でもよく覚えています。
その子ははにかむように少し笑ってじっと車を見つめていました。
嬉しそうな顔が徐々に広がっていきました。

ゆうき
うれしいって、うれしい

と感じました。

語彙力が壊滅的かもしれませんが、本当にそうなのです。

自分の中にあるものと、ささいなきっかけ

僕は自分が最初から持っているもの(強み)はなんだろうと考え、会社で仕事をしていく中で何が自分を幸せにしてくれるかについてヒントを得ることができました。

「自分の強みを活かした仕事をする」というのは、言うのは簡単ですし、聞こえがいいですが難しいと考えています。

なぜかと言えばそれが本当に自分の強みならば誰にも真似ができない。
つまり誰もやったことがないことをやるということになるからです。
でも自分の強みを活かして自ら行動を起こし、誰かに喜んでもらえる仕事をするというのは楽しくないですか?

ネガティブな理由

ネガティブな理由

ネガティブな理由としては、僕の持つ性質と会社の体質があまり合わなかった、という意味では僕が会社に合わせることができなかったことが原因だと考えられます。
(とはいっても自分で言うのもなんですが、勤勉な性格なのでかなり長いこと勤めましたが。)

時間

会社を辞めたネガティブな理由の1つ目は「時間」です。

なぜ1つ目に時間を挙げたのかはプライベートな時間が少ないことと、僕がムダが大嫌いだったからです。
僕の標準勤務時間は7時間50分です。
通勤時間は片道12分ですが、会社の敷地がデカいせいもあり入り口からの移動時間と着替える時間を合わせると10分かかっていました。
(着替える時間や移動時間もかなり試行錯誤しましたが、物理的にこれが限界。)

つまり移動だけで毎日44分も使っているということです。

ただ移動は全てムダだと切り捨てるつもりはありません。44分移動の移動のうち20分は足を動かしての移動です。視点を変えれば運動になります。(運動の人体への良い影響は様々な研究で確認されており、ほぼ確定的と言われています。)

また残業時間は年間300時間ほどありました。
ブラック企業に比べれば大したことはないかもしれませんが、繁忙期になると1日3時間以上残業をしました。
1週間もそういう日が続くとどうなるでしょうか?
家族と団欒する時間が1日1時間もない状態が続くと「僕はなんのために働いてるんだろう?」と考えるようになりました。

個人への配慮

ネガティブな理由の2つ目は「事情や個性を考慮しないこと」です。

全ての会社の目的は「利潤の追求」です。
利潤追求のために会社があって社員がいます。会社の利潤とは売上で示されることが非常に多いです。数字で表現でき、一目瞭然だからです。

人権は憲法や法律で決まっているのでそれを侵すことは原則できませんが、じゃあ「法の範囲内ならOKだから最大限使おう」というのが人のサガです。
大きな枠組みがあるだけなので目に見える売上を達成するために、目に見えないひとりひとりの事情や個性をキチンと考慮してくれません。

例えば「今日は家庭の事情で寝不足だから早く帰ってゆっくり寝よう」と思っても仕事が1か月先までパンパンに詰まっていれば寝不足の状態のまま仕事をせざるを得ません。

当然寝不足の状態は仕事の効率が悪くなります。寝不足の状態は軽い酒酔い程度に認知機能が低下すると言われています。
たくさん残業をして帰ってまた寝不足になって、翌日効率の悪い状態で仕事をして残業してまた寝不足になって…。

こうしていると負のループにはまり込んで抜け出せなくなります。寝不足の状態は土日だけでは抜け出せず、強制的に寝させるという生活を2週間続けないと改善されないという研究結果もあります

また、生活リズムが生まれつき夜型もいます。夜型の人が8時~17時の勤務をするとようやくエンジンがかかってきたときに勤務時間が終わってしまうため、その人にとっても会社にとっても不利益になってしまいます。

大きな組織のルールとジレンマ

法律の範囲内であれば基本的に何をしても良いとされています。
科学が進歩してきて会社にとっても社会にとっても利益になる更にいい方法が明らかになってきています。

ですが、国や大きな会社はどうしても「誰に当てはめても・誰がやっても問題が起こりえない最大公約数」が確実に成立するまで物事を進められない宿命にあります。規模が大きいために失敗できないからです。

今は変化が激しい時代だとよく言われています。
IT革新によりこれからもっと時代の変化は激しくなっていくのではないかよく言われており、僕もそう感じています。

個人的な意見ではありますが非効率的だと感じたことを実際に肌身で感じてきました。
ネガティブな理由でもありポジティブな理由でもありますが、 これらの経験を踏まえ、科学進歩を自分や身の回りの人に知ってもらってより良い変化を促していきたいなと考えています。

 

まとめ

【ポジティブな理由】
・自分の得意なことで、人を喜ばせたい、関わりたいと思った
・それを気付かせてくれたのは、小さな子供だった

【ネガティブな理由】
・ムダな時間を減らし、プライベートの時間を増やしたかった
・会社の都合を最優先するのは、生産性が低い
・大きな会社は変化がゆっくりで、変化の激しい時代についていきにくい

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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