結婚式を行う半年前、僕はマジで結婚式をやるのがイヤでした。
でも結果として結婚式を行いました。
今日は結婚式を本音ではやりたくないと思っている男性に向けて、僕が自分自身と折り合いをつけていった過程を紹介することで、参考にしていただけたらいいなと考えています。
今回は完全に男性向けへの記事です。
では見ていきましょう。
何のために結婚式をやるの?
あなたは何のために結婚式をやるのでしょうか?
「周りが結婚式をやっているから」
「友人に幸せな姿を見て欲しいから」
「晴れの舞台でカッコよく着飾りたいから」
それぞれ理由があると思います。
僕の場合はこうでした。
①嫁のため
→嫁が結婚式をやりたい素振りがあったら絶対にやると決めていました。
(結婚式をやらなかったことを未来永劫、恨み節のように語られる危険がなくなるのなら数百万は安いものだと考えていました。)
②大変な思いをした方が将来的に夫婦関係が良好になるから
→心理学的にたくさんの労力とお金を投資するとそれ自体が重要であると感じます。
また、僕は嫁と一生涯ともに生きると決めているので、その考えを補強するためです。
ですので、嫁が「結婚式をやりたい」と言った瞬間に「やりたくない」を「やる・やらないの問題ではなく、どうやるか」という発想に切り替えました。
「やりたくないのにやらざるを得ない」という男性は多いと思います。
そのジレンマを乗り越えるためには、「なぜ結婚式をやるのか」をじっくり考えるとスッキリします。
なぜ結婚式をやりたくないのか
やりたくない理由は人それぞれあると思いますが、僕はこうでした。
①人前に出るのが恥ずかしい
②一晩で数百万円が吹き飛ぶ
③結婚式準備が大変
それぞれもっともらしい理由ですが、それぞれ考えの捉え方を変えたり、対策をすることで折り合いをつけていきました。
①人前に出るのが恥ずかしい
~対策~
・人数を多くしすぎない
・親密でない人は極力呼ばない
・上司先輩を呼ばない
②一晩で数百万円が吹き飛ぶ
~対策~
・手づくりして予算を減らす
・数百万で今後「結婚式に関して嫁の反感を買わない」と考えれば安い
(この記事を嫁が読んだら怒られそう笑。)
③結婚式準備が大変
~対策~
・手間がかかるものは外注する(招待状など)
・共同作業は楽しいものと心得る(でも大変でした笑)
・大変な思いをした方が仲が強まることを意識する
などの対策をすることで結婚式準備を乗り切りました。
「なぜ自分は結婚式をやりたくないのか?」をじっくりと考え、一つ一つに対策を講じると「やりたくない気持ち」が「やろうという気持ち」に変わっていきます。
見栄を張らない
結婚式当日は見栄を張らないように意識したつもりですが、動画で振り返るとガチガチに緊張していました笑。
でも本当に大事だと思っているイベントこそ緊張するものです。
緊張はむしろ本番のパフォーマンスを上げてくれます。
緊張の甲斐あってか、ほぼ完璧に結婚式を終えることができました。
ただ、ここで言いたいのは実は結婚式当日の立ち振る舞いではありません。
結婚関連費用の話です。
アメリカの既婚者3000人以上を対象にした調査によると、婚約指輪に約20~40万円かけたグループは、約5~20万円のグループよりも離婚率が1.3倍もありました。
また、結婚式費用を約200万円かけた夫婦は、50~100万円かけたグループの3.5倍も離婚数が多いそうです。
※アメリカの結婚式費用平均は約3万ドル(約300万円)、日本の平均は343万円
これはあくまで相関関係があるだけで、結婚式費用が高いこと自体に問題があるわけではないと考えています。
「結婚式はゴールではなく、スタートだ」という言葉はよく聞いたことがありますが、やはり未だに結婚式がゴールだと考えている人も多いようです。
ゴールと考えてしまうから過剰にお金を費やしてしまうのではないかと考察しています。
1930年代では見合い結婚が7割を占めていましたが、現在は9割以上が恋愛結婚です。
実は恋愛結婚よりも見合い結婚の方が離婚率が低いのですが、その理由は関係の親密性が右肩上がりであると考察しています。
見合い結婚は結婚してから親密になろうとするので、基本的に関係がマイナスになりにくいです。
ですが、恋愛結婚という形で結婚して、結婚をゴールという捉え方をしてしまうと右肩下がりになりかねません。
夫婦関係が結婚式以降、右肩下がりになると当然離婚してしまうリスクも高まります。
結婚式自体にお金がかかるのは仕方がないことですが、「結婚式は通過点」であることを意識していると変に見栄を張ろうとすることもないですし、自然に費用も抑えられるのではないでしょうか。
後悔は1ミリもない
離婚にまつわる結婚費用の話をしておいてなんですが、実は僕も婚約指輪は20万円以上かけてしまいしたし、結婚式費用は200万円以上かけてしまっています(汗)。
とはいえ、後悔は全くしていません。
後悔をしていないというか、後悔がないように全力でやりました。
もっとクールに理論的に結婚論を語りたかったのですが、恋愛は人をバカにしてしまうのでどうぞ許してくださいまし。
科学的にみると、離婚リスクを上げるようなことをしてしまったので、今後は科学の力を借りてジジイになっても夫婦円満になるような関係になるよう心掛けていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
★参考資料★